天使の骸が転がる蒼い草原の片隅で崩れた石柱に凭れ夢うつつと微睡むわたしのまぶたをシャボン玉の光がやわらかに撫でる山が見える地平線見渡せるかぎりに永遠がみちていた わたしの靴の前の赤詰草の花の上にしじみ蝶がとまる二対の小さな羽をゆっくりと開い…
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