2020-11-12から1日間の記事一覧

窓を開けて 蒼い夜 凍える風に抗い 朱に染まる二つの頬 その熱い血潮 その火炎だけを私は崇拝する かつて溢れ返る林檎で楽園は燃えていた

強迫観念

人は継続して意識し続ける対象から現実感を享受し、その果実がたとえ有毒であっても、まるでたかる蠅のように、その果実を求めそこから離れられなくなる。いわゆる強迫観念と呼ばれるものもそこに萌芽する。 不安や憂鬱、そんな忌むべき暗い感情もそこに長く…